0歳から100歳まで学び続けなくてはならない時代を生きる人の教科書
感想から述べる
総合的な感想としては、必ずしも決まった答えがあるわけではない世界において
常に考え続け、自分自身をアップデートし続けられる人がこれからの世の中では強いん
だろうなと思った。それと、落合さんって本当にのびのびと育った方なんだなあと
思ったし、そういう教育を自分の子供にも施しているんだなあと感じた。
数学や物理の知識モデルがあるのとないのでは、見える世界観が違うんだろうな。
やっぱり数学とプログラミングは勉強した方が良いのだろうか。
めっちゃ時間かかるけど。
要旨
現代の教育システムや言語は、近代のものがほとんどそのまま使われており、
それによって弊害が生じているシーンが多く存在する。
「100年人生時代」の今、古いままの教育、ライフスタイルでは
うまくいかなく位なってきている。
そこで、STEAM教育という、数学物理化学とアートを重視した教育によって、
新たなものを生み出し続ける思考様式を育んでいく必要がある。
また、答えのない問題について、自分なりに考え、思考を深めていけるように日々から
トレーニングすることも重要である。
批判を受け入れよう。
メモをしまくろう。
なぜ?と問い続けよう。
最後に余計なことだが、落合さんも結構同じことを異なる本で何度も
書いたりするみたい。ゲルマン動詞ラテン同士のこととか、世阿弥のこととか。
あと、夕焼けが赤く見える理由の説明が簡潔で秀逸だった。